サウナ女子必見!無理なく“整う”サウナメソッド
2025.12.9

サウナブームはもはやブームの域を超え、定着した感があります。
「サ活(サウナ活動)」を楽しむサウナ女子も増えていますが、サウナがもたらす「整う」感覚の正体や、その効果についてくわしく知っていますか?
今回は、サウナの「整う」についての基礎知識から注意点、そしてサウナを安全に楽しむためのポイントについてもご紹介します。
1.サウナの「整う」ってからだに何が起こっているの?

サウナで得られる「整う」という感覚は、医学的にいうと自律神経の働きが活性化している状態です。
自律神経とは、からだを自律的に動かす神経のことで、活動的にする「交感神経」とリラックスさせる「副交感神経」の2つから成り立っています。
この2つの神経がバランスよく働くことで、心身の健康は保たれているのです。
しかし、不規則な生活習慣やストレスによってこのバランスが崩れると、さまざまな不調の原因になる場合もあります。
まず、サウナ室に入ると、副交感神経が優位になって血管が拡張され、血液は皮膚周辺に集まります。
そして徐々に交感神経が優位になるにつれて、血液がからだの中心に集まっていくのです。
そして、サウナ室から出て水風呂に入ったりシャワーを浴びたりすると、交感神経がさらに働き、体温を低下させないように血管が収縮。
その後の外気浴や休憩で再び副交感神経が優位になり、血管が拡張して再び血液が皮膚周辺に集まります。
こういった自律神経の切り替えや、血管の収縮・拡張の働きから、独特の「整う」という感覚が生まれるのです。
2.注意が必要かも?「整いすぎ」サイン

心身によい効果が期待できるサウナですが、やり方を間違えるとからだに負担をかけてしまうことがあります。
サウナ浴により血管が拡張すると血圧が下がりやすくなるため、急に立ち上がった際に、立ちくらみやめまいを感じることがあります。
逆に水風呂では血管が収縮し血圧が急上昇するため、高血圧や心臓に持病がある方は注意が必要です。
そのほか、頭痛や動悸といった不調を感じた場合は、無理をせずにサウナ室から出て休憩しましょう。
不調が続く場合は医療機関の受診も検討しましょう。
3.美容と健康を守る!からだにやさしく「整う」のルール

ここからは、サウナの効果を最大限引き出すためのポイントを3つご紹介します。
3-1.入る前はしっかり準備
サウナでは、1回の利用で約500mlもの汗をかくといわれています。
脱水症状を防ぐため、サウナ前後には合計で500ml〜1Lほどを目安に、水分を補給しましょう。
また、サウナ前に軽くストレッチをしておくと、血行が促進されてリラックス効果を高めやすくなります。
からだに負担をかけないよう、軽い屈伸などの激しすぎない運動にとどめておきましょう。
3-2.ほどよいリズムで我慢しない
サウナはただ長時間入れば効果が高まるわけではありません。
一般的に、「サウナ10分」「水風呂2~5分」「休憩5~10分」が目安(※1)とされますが、ご自身の体調に応じて調整することも大切です。
とくにサウナ初心者のうちは、短めの時間から始めて徐々にからだを慣らしていきましょう。
心拍数が上がりすぎたり、少しでも気分が悪くなったりした場合は、すぐに中断して休憩しましょう。
3-3.出た後もしっかりとケア
サウナから出た後は失われた水分を補いましょう。
とくにのどの渇きを感じなくても、必ず水分は摂取してください。
また、大量に汗をかいた後の肌は非常に乾燥しやすい状態です。
時間を置かずにすぐに化粧水や乳液などでしっかりと保湿ケアを行い、肌のうるおいを守りましょう。
4.自律神経ケアには漢方薬もおすすめ

サウナは自律神経を整えるのに効果的ですが、日頃からのセルフケアも大切です。
とくに慢性的な不調には、体質からアプローチできる漢方薬が適しています。
漢方薬は心とからだのバランスを整え、根本的な原因にアプローチして改善をめざします。
植物や鉱物などの自然由来の生薬をもとにしていて、一般的に西洋薬よりも副作用リスクが低いといわれています。
飲むだけで済むので、生活習慣を大きく変える必要がないのもメリットです。
漢方薬で自律神経を整える場合、
「イライラや興奮を鎮める」
「ホルモンバランスの乱れを整える」
「血流を整える」
「消化・吸収機能を改善する」
といった効果を期待できる生薬を含む漢方薬を選びましょう。
自律神経の乱れにおすすめの漢方薬
加味逍遙散(かみしょうようさん)
上半身にこもった余分な熱を冷まして心を落ち着かせることで、イライラや不安を抑えます。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
高ぶった精神を安定させて、精神不安、不眠、高血圧に働きかけます。
ただし、漢方薬はご自身の体質に合ったものを選ぶことがもっとも大切です。
ひとりで判断せず、まずは医師や薬剤師に相談することから始めましょう。
もっと気軽に漢方薬をとり入れたい場合は、オンラインで漢方の専門家のアドバイスが受けられる「あんしん漢方」がおすすめ。
あんしん漢方は、体質診断、漢方薬の処方、そしてアフターフォローに至るまでプロが対応してくれます。
すべてネットで完結するのも大きな魅力です。
5.サウナを正しく活用して心身を整えよう
サウナで「整う」感覚は、自律神経の活性化により得られます。
ただし、からだに負担をかけすぎると逆効果になる場合もあるので気をつけましょう。
入浴前後の水分補給、無理のない時間配分、入浴後の保湿ケアを守ってサウナを安全に楽しみ、心身のバランスを整えていきましょう。
【参考文献】
(※1)西舘来夢、古川琢磨「サウナ温冷交替入浴中の人体深部・皮膚温度が予測可能な生体温熱モデルの開発」
この記事の監修者
あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかりさん
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。
病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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