揺れる想いを美しく描く─XGのラブソング『IS THIS LOVE』|歌詞の意味から紐解く魅力
2025.7.4

2022年のデビュー以降、世界を舞台に快進撃を続けるガールズグループ・XG。
ヒップホップとR&Bを軸に、ジャンルを超えて進化を遂げる彼女たちは、自らの音楽性を“X-POP”と定義し、J-POPでもK-POPでもない独自の表現でグローバルな支持を集めてきた。
そんなXGがリリースした楽曲『IS THIS LOVE』は、恋のはじまりに誰もが感じる「これは愛なの?」という感情の揺らぎを、等身大かつ美しく描いたラブソングだ。
ただの“恋愛ソング”にとどまらず、繊細な歌詞、圧倒的なボーカルワーク、そして世界観を視覚化したダンスパフォーマンスに至るまで、全方位から「感情」に訴えかけてくる本作。
その魅力を、歌詞の考察とともにじっくりと紐解いていきたい。
XGの楽曲「IS THIS LOVE」歌詞の考察
HIPHOP/R&Bをベースに、グローバルな音楽シーンで活躍する7人組ガールズグループ・XG。
彼女たちの楽曲「IS THIS LOVE」は、タイトルが示す通り、「これは愛なのか?」という感情の揺らぎと葛藤をリアルに描いた等身大のラブソングです。
この曲には、恋に落ちた瞬間の高揚感と、確信に至れないまま揺れ動く“心のグラデーション”が丁寧に綴られています。
「感じてしまった」瞬間から始まる物語
冒頭の《You’re my sunshine / You’re the only one / I wanna give all my time》というラインは、まるで直球のラブレター。
誰かを特別に思う気持ちが、陽だまりのようにあたたかく、まっすぐに届けられます。
その後すぐに、《Soon as we met / I couldn’t even help it》と続き、「出会った瞬間にもう抗えなかった」と語るように、恋の始まりが衝動的であることを表現。
感情の高ぶりは、自分ではどうにもできないほど強く、自然発生的なものとして描かれているのではないでしょうか。
愛かどうか、答えのない問いを抱えながら
サビでは何度も繰り返される問い——《Is this love?》。まさにこの楽曲の核心です。
恋に似たドキドキを感じながらも、それが本当の「愛」なのかどうかは分からない。この“確信の持てなさ”がリアルであり、多くの人が共感できるポイントではないでしょうか。
特に《I don’t know if it’s meant to be / But it feels like everything》というラインは、運命を信じたい気持ちと、まだそれが「確か」と言い切れない不安が共存しており、恋愛初期の不安定な心理を見事に表現しています。
「愛とは何か」に対する素朴な問いかけ
《They say love is so blind / Something so hard to find》という歌詞には、世間が言う「愛は盲目」「本物の愛は見つけにくい」といった常識への疑念や戸惑いも感じられます。
その一方で、《But I think we found it / I think we got it / No doubt about it》と自分の中に芽生えた確信も交錯しており、まるで「これは本当に愛か?」と何度も自問自答するように、楽曲は進んでいきます。
恋に落ちたその先にある“迷い”と“希望”
この楽曲の魅力のひとつは、恋に落ちた瞬間のときめきだけでなく、その後に訪れる迷いや不安、でもそれでも進んでみたいという希望が、ナチュラルに描かれているところです。
《I don’t care / I want you to take me there / Baby let’s get away》というラインでは、理屈ではなく“気持ちに従いたい”という衝動が語られ、感情に素直になる勇気がにじみ出ています。
結論のない問いを抱きながら、私たちは愛を知っていく
楽曲のラストに至っても、答えは出ません。
むしろ《Some things I just can’t seem to figure out》という一節が象徴するように、「愛とは何か」という問いは、簡単に解けるものではない——それがこの楽曲のリアルであり、共感を呼ぶ所以です。
《Guess I’m stuck here with the same question baby / Is this love?》という終わり方も、まるでリスナーに問いかけているかのようで、聴くたびに自分の中の“愛”を見つめ直したくなる楽曲です。
感情に正直なXGのラブソング
「IS THIS LOVE」は、恋の始まりに抱く不確かさと、それでも誰かを信じたい気持ちの間で揺れる“心の声”を美しく描き出した一曲。
単に“恋に落ちた”喜びを歌うのではなく、その裏にある不安や葛藤までも包み隠さず歌い上げたこの曲は、XGらしいリアルさと強さ、そして繊細さが詰まったラブソングです。
答えのない問いを抱えることこそが「愛を知る」第一歩。XGの「IS THIS LOVE」は、そんな気づきをそっと教えてくれる一曲なのです。
多彩な歌声で綴る「感情のグラデーション」
この繊細なリリックを、XGは“声”で見事に表現している。
彼女たちのボーカルは、ただ上手いというだけではなく、感情の機微に寄り添う“ナラティブな歌唱力”を持っているのだ。
サビで何度も繰り返される《Is this love?》の問いは、それぞれの声を通して、時には希望に満ち、時には不安げに響く。その繊細な変化が、聴くたびに新たな感情を呼び起こしてくれるのだ。
“完璧”じゃないからこそ、美しい──答えのない愛を歌うXGの今
『IS THIS LOVE』は、明確な結論を与えてくれる曲ではない。
むしろ、《Guess I’m stuck here with the same question baby / Is this love?》と、最後まで自問し続けることで、“答えのなさ”そのものを受け入れようとしているようにも感じられる。
恋とは、正解があるものではない。
誰かを思う気持ちが、揺れたり、戸惑ったり、確信に至らなかったりするのは、むしろ自然なこと。
XGはこの楽曲を通して、「それでいいんだ」と優しく肯定してくれているようだ。
世界基準の表現力が描く、普遍的な感情
『IS THIS LOVE』は、英語詞で綴られていながら、その内容は驚くほど私たちに身近だ。
恋に落ちたときの不安、好きという気持ちに名前をつけられないもどかしさ、言葉にできない衝動――そうした誰もが一度は経験する“感情の揺らぎ”を、XGは音楽・歌・ダンスのすべてで描ききっている。
国境や言語の壁を越えて、感情そのものを届けることのできる表現力。それこそが、XGが“世界基準”のアーティストとして認められる理由なのだろう。
最後に
XGの『IS THIS LOVE』は、恋の入り口に立つすべての人に贈りたい1曲だ。
問いかけるような歌声、共鳴するリリック、そして情緒を視覚化したパフォーマンス。
この一曲の中には、XGというグループの“本質”が詰まっている。
愛を知ることは簡単じゃない。
でも、その迷いも、戸惑いも、すべてが愛の一部なのかもしれない――
そう思わせてくれるこの曲は、これからも多くの人の心に寄り添い続けていくだろう。
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