歴史好き必見!!映画『キングダム 運命の炎』中国春秋戦国時代の壮大な物語
2023.9.1
紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍への夢を抱く戦災孤児・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政の壮大な物語が描かれた漫画『キングダム』(原泰久/集英社)は、2006年に連載が始まり、現在までに累計発行部数が9,900万部(2023年7月時点)を突破しました。
映像化が難しいと言われていたこの原作が、2019年に映画として実現し、大成功を収めました。
映画キングダム-シリーズの成功
映画『キングダム』は、邦画史上類を見ない大規模なプロジェクトとして注目され、公開と同時に興行収入でその年の邦画作品の中で1位を獲得しました。
3年後には続編『キングダム2 遥かなる大地へ』が公開され、前作を上回る映像体験で再び大ヒットを記録し、シリーズ累計興行収入が100億円を超えました。
また、映画の成功だけでなく、キャストとスタッフは数多くの映画賞を受賞し、日本映画界に大きなインパクトを残しました。
最新作『キングダム 運命の炎』
そして、シリーズの第3作目である『キングダム 運命の炎』が2年連続で公開される異例の事態となり、ファンの期待は高まっています。
この作品では「馬陽の戦い」と「紫夏編」が描かれ、原作者の原泰久が脚本に参加し、中華統一を目指すキャラクターたちの覚悟と運命を探求します。
ストーリー
物語は中国春秋戦国時代の七つの国が争う時代背景で展開します。
主人公信は戦災孤児として育ち、亡き友・漂の夢である「天下の大将軍になる」という目標を追求します。
信は若き王・嬴政と出会い、彼と共に中華統一を目指す旅に出発します。
しかし、趙の大軍が秦国に侵攻し、嬴政は伝説の大将軍・王騎を起用して対抗します。
決戦の場は馬陽で、王騎にとって因縁の地でもあります。
信は「飛信隊」という特殊任務を担当し、2万の軍勢を率いる敵将との戦いに挑みます。
登場人物
信(山﨑賢人)
戦災孤児で、天下の大将軍になる夢を追求する主人公。
嬴政(吉沢亮)
秦国の若き王で、中華統一を目指す。彼の信念は幼少期の出来事に根ざしています。
河了貂(橋本環奈)
山民族の末裔で、信と嬴政の仲間。軍師になるための勉強をしています。
羌瘣(清野菜名)
伝説の暗殺一族“蚩尤”の一員で、特殊な呼吸法を操ります。
紫夏(杏)
趙国の闇商人で、嬴政を助ける優しい女性。
万極(山田裕貴):
趙軍の副将で、秦国に対する恨みが深い。
趙荘(山本耕史)
趙軍の総大将で王騎の首を狙う。、軍師としても活躍します。
馮忌(片岡愛之助)
長距離戦に優れた趙軍の副将。
壁(満島真之介)
秦軍の千人将で、信を気にかける兄貴的存在
尾平(岡山天音) と 尾到(三浦貴大)
信と同じ村出身の仲間で、飛信隊のメンバー。
昌文君(髙嶋政宏)
嬴政の忠実な側近で、信の理解者として物語に登場します。王騎の過去を知る数少ない人物でもあります。
騰(要 潤)
王騎の副官で、その実力は謎に包まれている。
肆氏(加藤雅也)
嬴政の側近で、かつては竭氏の参謀として、王弟の反乱の指揮を執っていた。
干央(高橋光臣)
王騎軍の軍長で、最前線で死闘を繰り広げる武将。
蒙武(平山祐介)
呂氏四柱の一員で、軍事を司る猛将。
昌平君(玉木宏)
天才軍師で、秦の軍総司令官を務めます。次世代の育成にも尽力します。
呂不韋(佐藤浩市)
丞相で、権力を欲しいままにする野心家。嬴政の座を脅かします。
楊端和(長澤まさみ)
武力で知られ、嬴政と協力する山民族のリーダーです。
王騎(大沢たかお)
秦国の六大将軍の一人で、因縁の地・馬陽の戦いに参加します。
歴史物語の愛好者にとって必見!!
『キングダム 運命の炎』は、映画シリーズの最新作として、壮大な戦国時代の物語を継続して描いています。登場人物たちの成長と覚悟、壮絶な戦闘シーンが観客を魅了し、シリーズの成功をさらに確かなものにしています。
この映画は、原作ファンや歴史物語の愛好者にとって必見!!