リッププランパーは本当に安全?メリットと危険性をチェック
2025.11.18

使うと唇がボリュームアップして、憧れのふっくら唇になれると人気のリッププランパー。
でも一方で、「刺激が強すぎてヒリヒリした」「ニュースで危険だと言っていた」という情報を聞いて、「使ってみたいけど、安全なのかな?」とジレンマをもっている人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、リッププランパーの仕組みやメリット、安全に楽しむための使用方法をお伝えします。
1.リッププランパーって何?

リッププランパーは、唇に塗ることで、一時的にふっくら見せてくれるリップアイテム。
カプサイシンという刺激成分が配合されているのがポイントです。
カプサイシンは、唐辛子の主成分で辛味をもたらす物質のこと。
辛ラーメンやトッポギなど、唐辛子の入った料理を食べたときに「唇がピリピリして腫れた」と感じたことはありませんか?
リッププランパーが唇をふっくら見せるメカニズムもこれと同じで、塗るとカプサイシンの刺激によって唇が軽く腫れ、短時間でふっくら唇が叶います。
ただし効果は一時的で、時間とともに元の唇に戻るのが特徴です。
2.リッププランパーで得られるメリット

リッププランパーの魅力は、なんといっても手軽さ。
ひと塗りするだけで唇に立体感が加わり、リップメイクが一気に映えるように。
塗ってすぐに変化を感じられるのもメリットです。
さらに効果が短いからこそ、「ふっくら唇には憧れるけど、自分の顔に似合うかわからないから一時的に体感してみたい」「その日の気分やファッションにあわせて唇のボリュームを変えてメイクを楽しみたい」という人にもぴったりです。
3.知っておきたい危険性と上手な使い方

メイクの幅を広げてくれるリッププランパーですが、気をつけたい点も。
実際に「刺激が強すぎてヒリヒリした」「赤く腫れてしまった」というトラブルがニュースで取り上げられたこともあります。
とくに敏感肌やアレルギー体質の人は注意が必要。安全に楽しむために、次の3つのポイントを意識しましょう。
3-1.パッチテストを受ける
カプサイシンにアレルギーがある人もいるため、使用前にパッチテストを受けると安心です。
3-2.塗りすぎない
使うのは1日数回まで。こまめに塗り直しすぎるのはNGです。
3-3.唇の荒れを感じたら使用を控える
唇は皮膚より粘膜に近く、バリア機能が弱い部分。
4.肌質改善には漢方薬もおすすめ

リッププランパーは上手に使用することが大切なアイテム。
でも、十分に注意していても唇が荒れてしまうこともありますよね。
唇や肌が荒れやすいという人には漢方薬の使用もおすすめ。
症状の改善だけでなく、根本的な体質改善を目的としている漢方薬は、自然由来の成分が心とからだに優しく働きます。毎日のむだけで症状の改善が期待できますよ。
肌質改善には、
「血流をよくし、肌に栄養を届ける」
「乾燥した肌に潤いを与え肌のハリを改善する」
「胃腸の働きをよくして肌に必要な栄養をつくる」などの作用のある漢方薬を選びます。
肌のお悩みにおすすめの漢方薬
温経湯(うんけいとう)
肌に栄養や潤いを与えるとともに、上半身の熱を取り去ることで唇の乾燥を抑えます。
当帰飲子(とうきいんし)
血流をよくして肌に栄養と潤いを与えることで、肌の乾燥を緩和し、かゆみや湿疹にも働きかけます。
ここでご紹介した漢方薬以外にも、あなたの肌の状態にもっと適した漢方薬があるかもしれません。
漢方薬で肌質改善をしようと思ったら、まずは漢方薬のプロに相談し、あなたに一番合った漢方薬を選んでもらうのが賢い方法。
気軽にオンラインで漢方薬の相談ができる「あんしん漢方」というサービスを知っていますか?
「あんしん漢方」はオンラインで薬剤師に相談ができ、診断から処方、購入、配送まで、すべてがオンラインで完結するというサービスです。
相談先に迷ったら一度のぞいてみるといいでしょう。
5.リッププランパーは正しく使おう!
リッププランパーは魅力的なアイテムですが、使い方を間違えると唇にダメージを与えてしまうことも。
メリットと注意点を知り、自分に合った使い方でふっくら唇を楽しみましょう。
【参考サイト】
美容皮膚科医・慶田朋子先生に聞く、唇のエイジングケアの正解
https://www.richessemag.jp/fashion-beauty/beauty/a63441475/250123-vc/
【医師が監修】「唇の皮がむけてしまったらもう遅い!」唇の乾燥・くすみ・シワ悩みが減るリップケアのやり方
https://mi-mollet.com/articles/-/48531
この記事の監修者
あんしん漢方薬剤師
中田 早苗(なかだ さなえ)さん
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。
病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
●あんしん漢方(オンラインAI漢方)






