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SPFとPAの違いは?失敗しない日焼け止めの使用方法

スキンケア PR

2025.5.14

SPFとPAの違いは?失敗しない日焼け止めの使用方法

夏がだんだんと近づいて来て、紫外線対策も重要になってきました。

そこで意識しておきたいのが、日焼け止めに記載されている「SPF」や「PA」といった数値です。

普段目にしていても、実は意味を深く理解していないという人は多いのではないでしょうか。

今回は、SPFやPAの意味を始め、日焼け止めを選ぶ際に意識しておきたいポイントについても解説します。

1.日焼け止めのSPFとPAってなに?

日焼け止めのSPFとPAってなに?

肌に有害な紫外線には、UV-A、UV-Bの2種類があります。

UV-Aは、長い波長で、日焼けの原因になる紫外線です。

真皮に届き、シワやたるみの原因になります。

UV-Bは、短い波長で、肌の表皮で炎症を起こす紫外線です。

メラニン色素を増やし、シミやそばかすの原因になります。

まずは、SPFとPAの特徴について見ていきましょう。

1-1.SPF

SPFは、「Sun Protection Factor」の略で、UV-Bに対する防止効果の指数をあらわします。

1~50のような数値であらわし、50以上は50+と表記されます。

SPFの数値に比例してUV-Bに対する防止効果が高くなります。

1-2.PA

PAは、「Protection Grade of UV-A」の略で、UV-Aに対する防止効果の目安となる指標です。

PAは「+」から「++++」まで4段階あり、+の数に比例してUV-Aに対する防止効果が高くなります。

2.日焼け止めを選ぶときに重要視するポイント2点

日焼け止めを選ぶときに重要視するポイント2点

ここからは、日焼け止めを選ぶ際のポイントを2点ご紹介します。

2-1.どんなシーンで使用する?

紫外線はガラスを通過するので、家で過ごす場合でも日焼け止めは必要です。

室内で過ごす場合は、SPF15~30、PA++くらいのものを選びましょう。

軽い散歩程度の外出なら同じくらいで大丈夫です。

レジャーやアウトドアスポーツを愉しむなら、SPF30以上、PA+++くらいが適切です。

夏場の炎天下の場合はさらに強め、SPF50以上、PA++++を選ぶといいでしょう。

2-2.どんな質感か

日焼け止めは肌に直接塗るので、質感も大切です。
主な日焼け止めの特徴を見ていきましょう。

ジェル

ベタつかず、みずみずしさがあり、伸ばしやすいのが特徴です。
石鹸で落としやすく、白浮きしないのもうれしいポイント。

ミルク

しっとり、みずみずしく、全身にも塗り広げやすいのが特徴です。
化粧下地用の商品もあります。
敏感肌の方でも使いやすいタイプです。

ローション

化粧水に近い液状で、気軽にさっと使用できるのが利点です。
SPF、PA値は低めのものが多く、短時間の使用が目的ならこちらのタイプを選びましょう。

3.肌トラブルには漢方薬もおすすめ

肌トラブルには漢方薬もおすすめ

日焼けによる肌トラブルには、漢方薬の使用もおすすめです。
漢方薬は、からだと心のバランスを整え、体質を改善することで不調に対処していきます。

漢方薬は、植物、鉱物といった自然由来の生薬をもとに作られていて、一般的に西洋薬よりも副作用リスクが低いといわれています。
また、毎日飲むだけで気軽にとり入れられる点もメリットのひとつです。

日焼けによるシミやそばかす対策には、
「血行不良を解消して肌に栄養届ける」
「ホルモンバランスの乱れを整える」
「水分代謝を促し、たまった老廃物を排出する」
「肌の新陳代謝を高め、紫外線ダメージを回復する」
といった効果が期待できる生薬が含まれる漢方薬を選びましょう。

<紫外線による肌トラブル・シミ対策におすすめの漢方薬>

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

血液循環をよくして、からだ全体に熱や栄養を行き渡らせ、肌の新陳代謝を活性化します。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

血流や水分代謝をよくして、肌の栄養不足を改善し、シミに働きかけます。

漢方薬は体質との相性も重要です。
体質と合っていない漢方薬を使用しても本来の効果は得られないので、漢方に精通した医師や薬剤師にご自身のからだに合う漢方薬を提案してもらいましょう。

最近は、「あんしん漢方薬」というオンライン漢方薬サービスも注目を集めています。
あんしん漢方は、体質診断、漢方薬の提案、そしてアフターフォローに至るまですべてネットで完結します。

生活圏内に漢方薬局がない方、通院する時間をとれない方、感染症リスクが気になる方などにもおすすめです。

あんしん漢方

4.シーンや目的ごとに適切な日焼け止めを選択しましょう

SPFやPAは、日焼け止めの効果の強さを示す指標です。

強いものを選べばいいというわけではなく、シーンごとの使い分けも大切です。

また、日焼け止めのタイプによる使用感の違いもあるので、さまざまな商品を試し、ご自身の肌に合う日焼け止めを探してみましょう。

この記事の監修者

あんしん漢方薬剤師 中田 早苗(なかだ さなえ)さん

あんしん漢方薬剤師
中田 早苗(なかだ さなえ)さん

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。
病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
●あんしん漢方(オンラインAI漢方)

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